【本】と景色と天気。アラン『幸福論』
7月です。
2017年も後半戦。
6月はどんより空だからか毎年心もどんよりで、6月病と勝手に呼んでおります。
(でもフランスの街は雨でも好きです。写真は雨の日のナンシー)
今年も例外ではなく、モヤモヤとした月でした。
そんな1カ月だったので、
「はぁ〜フランス行きてぇ〜住みてぇ〜」と
漠然とした思いをブツブツ言い続け何も行動しないまま。
これ最も良くないパターン。
モヤっとルーティーンに陥っていく…
そんなとき、良書が手元にあると元気づけられたり、このままじゃいかん!とやる気になれたり。お家の中にいながらひとりでも、どこかわくわくする場所に行って素敵な方とお話しした感じになれます。
と、いうわけで
先週からこの本にお世話になっています
アランの幸福論。
実はまだ読んでいませんでした。
哲学書の中でも、かなり読みやすいです。
理由は、プロポ(哲学断章)になっているから。つまりエッセイのような感じでブツブツ細切れになっています。
哲学書だと、どうしても一章ごとが長くて論文のような書き方されていて、
仕事の合間とかに読んでも「ん?ここさっきも読んだ?あれ?これどういうことだったんだっけ?」でなかなか進まないのです。
これなら移動中ちょこちょこ読める!
「フランス散文の傑作」と評されているそうで、元々ルーアンの新聞に掲載されていた文章。新聞にこんな文章が載っているなんて、素敵だなぁ。
大きな時計台で有名なルーアンはまだ行けていないフランスの街の一つですが、
パリからTGVでルーアンを通り越し、ル・アーブルという街に行ったことがあります。
その話はまた今度。
全部読み終わったら、本のこともまた書きます。
それにしても、フランスという国と出会わなかったら哲学書なんて絶対読まなかったと思います。
元々勉強嫌いだったせいもあり、高校の倫理の授業が本当に苦痛で。
そのあたりについてもまたの機会に書きます。
フランスへの愛を文字に残すことにした
はじめまして。
社会人2年目、日本でバリバリ(?)営業ウーマンやっております。
19歳のときにフランスと運命的な出会いをし、フランスのことが忘れられず、フランスなしでは生きていけず、大学4年間の間に5回フランスへ飛び立つ。現在は日本で営業ウーマンをやっているため遠距離恋愛中。
(※ちなみによく勘違いされるがフランス人の彼氏がいるわけではない。フランスでおひとりさまワインをふっかけているとよく憐れまれる)
きっかけは大学の研修で初めてパリを訪れたことでした。
当時勉強も遊びも面白くなく退屈していた私の人生は、そこから豹変。
周囲の反対を押し切りフランスの村々に、1人で飛び込んで行ったり、
なんとまぁ逞しく成長しました。
フランスのおかげで、たくさんの人、街、暮らし、本、音楽、絵画、食べ物、、、(挙げればキリがない)に出逢えて、
そんな宝物を持って、いつかフランスに住むことを夢見て今は日本で楽しくバリバリ働いています。
そして死ぬまでかかってフランスの全ての街に、行ってみたい!
と計画中です。
フランスのことはもちろん、フランスつながりで出逢ったもののことも書けたらいいな、と思っています。
フランスへの愛、文字にしていきます。